TOPICS

新人の定着促進のためのメンター制度

なぜ、新入社員・若手社員が早期に離職するのか?
それは“職場がつまらないから”かもしれません

「思っていた仕事とちがった」「自分がやりたいことではなかった」という
若手社員の声をよく聞きます。退職理由としてもっともらしいですが、本当なの
でしょうか?
メンター制度の導入の支援をして感じるのは、「辛い」「つまらない」「ただ
大変なだけ」という組織は、間違いなく離職率は高いということ。逆に、定着
が進んでいる企業では、働いていて「楽しい」、少なくとも「つまらなくはない」
という声が出始めています。
楽しい職場のキーワードは、「コミュニケーション」です。昨今「情報共有が
されてない」「コミュニケーションが足りない」という課題を耳にしますが、
まずはその捉え方を再考する必要があります。

【目次】
■「情報共有がされていない」とは?
■「コミュニケーションが足りていない」とは?
■メンタリングでコミュニケーションを育む

■「情報共有がされていない」とは?

仕事で共有すべきなのは、「タスク」「納期」といった表層的な情報で
あると思ってはいませんか?多くの仕事は、時間、場所や当事者の状況
など、刻々と変化していきます。大きく状況が変化した際に、その仕事
の意味や背景をよく理解していなければ、対応ができません。よって、
定型的な仕事の情報共有だけではなく、以下のような仕事の情報共有が
必要です。

①その仕事の存在する理由、考え方、背景
②仕事のコツや勘どころ、個別の取引先・顧客の状況やクセ
③アクシデント時の対応の仕方、考え方

このような情報を日頃から共有できれば、若手社員は次のようになります。

 仕事の中身をよく理解すると、その仕事に興味関心が湧く

 難しい状況に対応できると、自分の成長が実感できる

 

■「コミュニケーションが足りていない」とは?

コミュニケーションを単なる「ホウ・レン・ソウ」と思っていませんか。
それも、もちろん大切ですが、同時に「メンバー同士が理解し合う」と
いうコミュニケーションも大切です。メンバー同士がフォロー・サポート
し合う「ワンチーム」になるためには必要不可欠なことです。
では、どのようなことを相互に理解するのでしょうか?

①各メンバーの性格や得意分野、不得意なことなど
②各メンバーの目指す姿、将来の夢など
③各メンバーの体調、生活環境、趣味など

「えっ、ここまで!」と思う方も多いでしょう。
しかし、人は機械ではありませんし、それぞれが、職場以外の生活・人生
があり、それは、職場でのパフォーマンスに大きく影響します。お互いに
個人的理解が深ければ、自然と、助けたり助けられたりできるものなのです。
そのような職場から下にあるような楽しさが生まれてきます。

 サポートし合う、フォローし合う体験の素晴らしさが味わえる

 働く仲間に興味関心が湧き、友人としての時間を送れる

 

■メンタリングでコミュニケーションを育む

私たちは、職場を、仕事を、効率化しようとするあまり、無くしては
いけないものまで剥ぎ取ってしまったようです。早期退職の多い職場は、
コミュニケーションに問題があり、つまらない職場になっています。
表層的な仕事の情報共有をコミュニケーションとしている職場において
は、上記のような濃密なコミュニケーションを行うことは、ハードルが
高いと思います。

そこで、まずは「1対1のコミュニケーション」を取ることを推進して
います。私たちは、メンタリングを「公私に関係なく、感じたこと思った
ことを自由に話し合う場」としています。

プレスタイムが販売している「MENTORING to GROWTH 」も自由な対話を
促進するための教材です。新入社員には、少なくとも、メンターの前では、
自由にコミュニケーションを取る機会を持つようにしてあげましょう。
その場で、感じていること、疑問に思っていることを聴いてあげましょう。
また、メンター自身もその問い掛けに、素直に自分の体験を話してあげましょう。

そうして、メンターも、自由なコミュニケーションの楽しさ・素晴らしさを
感じ、職場でも徐々に自由闊達にコミュニケーションを取るようになるで
しょう。職場において、自由に話し合い、聴き合いすることができれば、
自然と、「深く幅の広い仕事の情報共有」ができます。
「お互いに理解し合うようなコミュニケーション」が取れるようになります。
新入社員や若手社員が生き生きとして働く職場になり、定着促進に確実に
つながるのです。

そもそも「メンター制度」「メンタリング」とはなにか?と
気になる方は…
→  メンター/メンタリングとは