ダイバーシティ、挑戦、チームワークなど、
フライングカー・コーポレーションを通して学ぶ
- 岡村さん
- 目指す姿を「全員の挑戦が社会課題解決の貢献につながっていく」としています。また、基本方針は以下の通りです。
① ダイバーシティの促進
② 挑戦の推奨
③ 際立つ人材の育成
④ チームワーク
⑤ 安心して働ける職場づくり
- 梶原
- 目指す姿の「社会課題解決の貢献」は御社らしいと感じました。また、「全員の挑戦」も目を引きます。基本方針について、もう少し教えていただけますか。
- 岡村さん
- 基本方針での「ダイバーシティ」と「挑戦の推奨」は、一人ひとりが自分の得意技を磨き、挑戦を通じて成長して行く、という意味合いです。「際立つ人材の育成」は、目指すキャリアに向けて自ら学び、成長することへ挑戦し続ける人材を、会社は応援していこうということです。フライングカー・コーポレーション(FCC)は、新入社員研修において、その基本方針を後押しするプログラムの一つと考えています。
- 梶原
- ありがとうございます。個人的には、「ダイバーシティの促進」にFCCとのつながりを感じます。ダイバーシティは、一人ひとりを尊重する態度が大切だと思います。FCCで特徴的なワークである、ブロック模型を製作し納品する「組織活動」では、お客様と折衝する役割、設計する役割、部品を購入する役割など、役割に分かれ、チームで仕事を進めていきます。その際、違う役割の仲間の状況や立場を思いやり、尊重する態度が大切になります。
- 岡村さん
- 一人ひとりが持ち味を発揮するためには、周囲がその持ち味や、その得意技を尊重する姿勢が大切だと思います。
- 梶原
- 「チームワーク」の意味合いもお教えいただけますか。
- 岡村さん
- 会社としては、「オープンで対等なコミュニケーションと、お互いに尊重し協力する職場風土をつくる」としています。
- 梶原
- 「お互いに尊重し協力する」は、ダイバーシティとの関係性が見て取れます。「オープンで対等なコミュニケーション」について、岡村さんのお考えをお聞かせいただけますか。
- 岡村さん
- オープンなコミュニケーションというと、包み隠さず情報を共有するイメージがありますが、その前提としては、お互いの立場や状況を尊重して、初めてオープンな関係になると思います。
- 梶原
- 一言でオープンで対等なコミュニケーションと言っても、実践は難しいですよね。お互いに言いたいことを言っても、場合によっては、相手は、その言葉を受け入れられないこともあります。それでは、お互いに尊重するダイバーシティとは真逆の関係になってしまいます。
- 岡村さん
- そうですね、オープンで対等な関係をつくるのは、とても難しいことだと思います。
- 梶原
- 岡村さんのお話を聴いて、一人ひとりの持ち味や得意技を発揮できるようなダイバーシティの環境づくりのためにも、「オープンで対等なコミュニケーションのできる関係づくり」は、とても大切なことだと感じました。FCCでも、全体を通して、オープンなコミュニケーションを学んでいただけるよう、実施させていただいていると自負しております。また、オープンな場づくりは、プレスタイムの提供する全プログラムに貫かれた大切なテーマでもあります。