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ノムさんのコラム_Try!コミュニケーション【第5回 「きく」】

「きく」・・というと皆さんはどちらの漢字を先に思い浮かべるでしょうか。

聞く

聴く

2つの「きく」の違いを問われるとなかなか普段意識していないこともあってか案外すぐに答えられないものです。
音や言葉などをきく場合、一般的には

聞く

の字を使うことが多いようですが、例えばラジオ番組や音楽、講義などをきく場合はどうでしょう。
こちらは「聴く」ですよね。
視聴や聴講、といった熟語からもそれがうかがえます。

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下舞の「60秒で読める!」~Try!コミュニケーションの活用法~

ノムさんコラムでも紹介している「Try!コミュニケーション」

「どんな場面で使えるの?」  「活用法を教えて?」

 

「Try!コミュニケーション」とは30分のワークが12種類入っているマニュアル集です!
          今回は活用場面を3つご紹介します。
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① 階層別コミュニケーション研修として

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各ワークは学習項目もそれぞれ異なるので、
自社の課題に合わせて、自由に組み合わせて実施できます。

例えば・・
【積極性が足りない人が多い】
 ➡ ①”知り合う!”ワーク『好きなこと』で、まずは打ち解けてから
   ②”たずねる”ワーク『たずねる』で、更に信頼し合うキッカケについて学ぶ
【話を聞かない人が多い】  
 ➡ ①”伝える”ワーク『富士山&ミニ流れ星』で一方通行から起こる様々な事柄に気づく
   ②”報告する”ワーク『二人の会話』で、「言葉のもっている意味」について学び、誤解のないコミュニケーションを意識する
【話し合い(合意)がうまくいかない】
 ➡ ①”みとめ合う”ワーク『私の買い方』で、一人ひとりの思いや価値観が違うことを分かり合う
   ②”合意する”ワーク『電車の中で』で、他人と通じ合う重要な要素は何かを学ぶ
【コミュニケーションの基本を学んでほしい】 
 ➡ ①”はなす”ワーク『私の話し方』で、自分の話し方の特徴に気づく
   ②”きく”ワーク『聞くと聴く』で、2つの異なった聞き方を実践し、「聴くことの大切さ」を学ぶ
自己紹介し合うワークや、話し役や聞き役に分かれてのワーク、
皆で文章の解釈を考えるワークなど・・
ワークの種類が豊富なので、コミュニケーションについての様々な悩みに対応できます。

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② お互いを知り合うチームビルディングの場として

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全部で12種類のワークは全て、”相手と知り合える”ワークです。

お互いのことを知っていると、会話がしやすくなったり、
スムーズに仕事がしやすくなりますよね。
➡初対面同士なら、まずは”知り合う!”ワーク『好きなこと』で、楽しくお互いを知り合い、
”みる”ワーク『おや?』で、お互いの”ものの見方についてワイワイ話し合い、打ち解け合えると、
次の研修の良いウォーミングアップとなり、研修効果もあがります!
内定者や新入社員に限らず、部署やプロジェクト単位での実施もおすすめです。
1ワーク30分で実施できるので、使い勝手も抜群です。

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③ 有志の勉強会として

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コミュニケーションを様々な切り口で解説しています。
「話し方」「きき方」「障壁」「合意」など、テーマも豊富にあり、
「非言語」のワークで、言葉を使わないで相手の気持ちや感情に気づくコミュニケーション・ワークもあります。
コミュニケーションの理解を深めるにはうってつけです。
➡「各ワーク+解説(ワンポイント・レクチャー)付き」なので、頭だけの理解ではなく、
参加者全員が実感の伴った勉強会になるでしょう!
体系化されたマニュアルなので、安心して実施できます。
もし使い方に困ったら、私下舞に相談頂ければ解決します!
★TRYコミュニケーションはこちらから
https://presstime.co.jp/program/try_communication/

ノムさんのコラム_Try!コミュニケーション【第4回 「はなす」】

人に何かを話して伝えるときに、イマイチ相手に伝わっていないなあ・・とか、
思った通りに動いてくれない、などということは皆さんもご経験があると思います。

特に、相手が年端もいかない子供である場合などは、なかなかこちらの言ったことが伝わらなかったり、
理解できなかったりする場面を目にする方も多いのではないでしょうか。

以前とある道場で少年剣道の稽古を見ていた際に、こんなことがありました。

その道場では、県警を退官されて10年ほどの比較的ご高齢の先生が15名ほどの小学生を指導していました。
先生は現役時代には県警の特別練成員であったいわば剣道の専門家の方で、
私が言うのも大変僭越な話ですがのその実力は折り紙付きです。

熱心に指導をされているのですが、時折小学生たちが先生の言うことが伝わっていないのか、
フリーズしてしまうことがしばしばありました。

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ファシリテーター下舞の、「60秒で読める!」~ 2025年の新入社員研修、どう感じた?」

2025年7月

~「フライングカーコーポレーション(FCC)」の講師として
2025年度新入社員研修で感じたこと ~

Q.今年の新入社員研修の“ねらい”は各社どうでしたか?

A・今年もねらいは会社様ごとに異なり、「研修の初期に新入社員同士のチームビルディングやビジネスマナー、
損益意識を身につけてほしい」という会社様もあれば、研修の中期や後期で「それまでの各研修(PDCA、
ほうれんそう、チームワークやマナー研修など)の実践やまとめ」といった位置づけでも実施頂きました。

 

Q.受講者の様子や工夫した点を教えてください。

A・FCC研修は自然と積極的に参加できる構成になっており、意欲的に参加する受講者が多いです。
ただ会社様によって、前後の研修などの関係で、いつもそうであるとは限りません。
参加感を高めることは進行役であるファシリテーターの力量が問われる部分でもありますが、
“共に楽しむ、共に残念がる”“チャレンジをたたえる””失敗しても学びにする大切さを強調”などを
雰囲気づくりとして意識をしました。

 

Q.今年は、担当者様からはどんな要望が多かったですか?

A・受講者へのフィードバックを増やしてほしいというご要望が多かったです。

FCC研修は企業活動そのものであるため、個人の行動がどんな影響を及ぼすのか、成果につながるのかが
例えやすいプログラムです。社内の人ではなく、他社の新入社員を知っている講師から「良い点・気になった点」
をフィードバックすることで、ビジネスマインドをさらに醸成したいという声が多くありました。

Q.実際、ワーク中のどのような点をフィードバックしましたか?

A.フィードバックは参加者全員の前で発表します。
コミュニケーションの様子や態度、取組み姿勢など、目立ちにくい点をできるだけフィードバック
しました。
ポジティブな面では、例えば「挨拶や掛け声、笑顔」です。これらは、チームの雰囲気や話しやすさに
大きく影響します。「整理整頓や椅子の出し入れ」なども、その後の作業や安全面という点では後々に大きく
影響します。ついつい忘れがちになったり、同じグループメンバーでも気が付きにくいことをフィードバックしました。

受講者からは「自分の挨拶を褒められて嬉しかった。」「チームのためを思って行動した貢献を全員の前で言って
もらって誇らしかった」など感じていたようです。
ネガティブな面は、フィードバックされた本人が”晒された””馬鹿にされた”とならないように、注意を払います。
企業での実例になぞらえたり、その行動が会社やメンバーや顧客にどんな影響を及ぼすのかを丁寧に説明しました。
例えば、FCCでよく起こるのがルール違反です。そのルール違反を現実に起こすと“法令違反”や“営業停止”など
重大なことにもつながることを伝えます

 

Q.研修後はどのような声が多かったですか?

A.アンケートでは、「仕事のイメージがついた」、「お客様のいる体験を研修でできてよかった」「周りのメンバーに
気を配らなければ成果は出ない」、「コミュニケーションの大切さを肌で感じた」など体験ワーク型だからこそ腹落
ちできたというような声が多かったです。

 

~ 最後までお読みいただき、ありがとうございました ~

ブロックを活用した企業シミュレーション研修!同期の絆と結束を育む新人研修!「フライングカー・コーポレーション」

ノムさんのコラム_Try!コミュニケーション【第3回 「みる」】

コミュニケーションはとかく音声言語のやり取りというイメージが強いですが、
実は人は情報の8割以上の情報を視覚から得ていると言われています。

今回のテーマである「みる」ことについて、先日、とある専門職の方々が集まる現任研修の場に
研修ファシリテーターとして伺った際に、受講生の方々とお話をしたことをお伝えしたいと思います。

研修の合間の休憩中に、受講生の方から伺った話です。
普段は仕事先でもともと知っている人とペア或いはチームを組んで業務に従事することが多いそうですが、
時々初対面の人と組むこともあるとのことでした。

その方曰く、周囲にある程度の人数の人がいても、同業の方は何となく顔つきなどの外見や全体の雰囲気で
「あ、この人もしかして同業者じゃないかな」と感じることがしばしばあるそうです。

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ノムさんのコラム_Try!コミュニケーション【第2回 「みとめ合う」】

私は現在プレスタイムでファシリテーターをしていますが、過去に複数の企業や団体で働いていました。
様々な職場がありましたが、今回は、過去に身を置いていたある職場の様子を人と人との関係、
とりわけコミュニケーションという観点から改めて思い返してみて、考えたことをお話ししたいとおもいます。

その職場の中では、一見皆が役職や上下問わず、明るくコミュニケーションを取っているように見えましたが、
匿名で職場についてのアンケートを取ると、毎回言いたいことが言えない・やりがいを感じない・などの回答が
メンバーから上がってきて、管理職層はなぜだろうと頭を悩ませているようでした。

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ノムさんのコラム_Try!コミュニケーション【第1回 「知り合う」】

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『コミュニケ―ションって何だろう?」
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日常、当たり前に行っていることだけになかなか意識することがないかもしれません。
この日記では、そんな「コミュニケーション」について、日々生活する中で感じたこと、
思ったことを書き綴っていきます。(全12回)

第1回 「知り合う」

 

早いもので4月も最終日となりましたが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。
新年度、学生の皆さんは進級や進学、社会人の方は就職や人事異動や、それに伴う転勤など、
次のステージでの第一歩を踏み出した方々も多いのではないでしょうか。

特に、この時期は、今までと違った場所で新たな出会いにあふれた季節でもあります。
今でも思い出すのが、高校一年生のこの時期です。

母校が比較的大規模な私立高校であったこともあり、出身中学も様々、
ごく一部を除きほぼ全員がお互い「初めまして」の状態です。

お互いは心の内で、実は誰かと話したい、コミュニケーションを取りたい、という気持ちを持ちつつも、
とりわけ男子生徒(もちろん私も)は「自分から話しかけると相手に舐められる!」とばかりにお互いを警戒し、
牽制し合って、はじめの半月ばかり、何ともいえない非常に微妙な雰囲気がクラス内に漂っていたのを記憶しています。

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【3月】「クセ」ってなんだろう(山川) 

今回は私が15年以上続けてきた麻雀のお話をしながら、「クセ」について語りたいと思います。

麻雀をやっていると、様々な人の「クセ」を発見することがよくあります。

・手が震えている人。
・発声が大きい人、または小さい人。
・牌を強く叩きつける(強打)する人。
・眉間にシワが寄る人。

些細なことを挙げればキリがないのですが、麻雀中の「クセ」の種類は非常に多いです。
そしてそれらは、自身が置かれている状況によって、出たり出なかったりします。

しかし麻雀で勝つためには、上記のようなクセが露呈しない方が有利と言われています。
麻雀は簡単に言うと、トランプのババ抜きのように、
基本的に相手の手の内は見えない状況で、勝ち負けを争う競技です。
もし「クセ」による自分の思考や行動パターンを相手に読まれてしまうと、不利な展開を強いられることになります。

しかし私は、

「クセは悪いものだ!」

とは思っていません。

たしかに麻雀のような勝負事においては、不利になる要因になるかもしれません。
ただ、いかに麻雀のトッププロでも、「クセ」が全く出ない人はいません。
大小問わず、どんな人でも少なからず「クセ」は出てしまうのです。
(私も極力「クセ」は出ないようにしていますが、よく一緒に麻雀を打っている仲間からは、
いくつかの「クセ」を見破られているような気がします。)

 

 プロとしても日々奮闘中です!

 

ついつい「クセ」が出てしまうということは、
どんなに隠したい気持ちや思いがあっても、
それが「行動」として表れてしまう、ということでしょう。
いわば避けることのできない、もともと人間に備わっている「本能的な表現」ではないかと考えます。

・悩んでいるときに頭を掻く人
・疲れているときにため息が出る人
・忙しいときに独り言が出る人
・不安を感じたときに腕を組む人
・恥ずかしいときに下を向く人

色々な人がいます。

プレスタイムでは、仲良くなったり人間関係を育んだりする上で、
「お互いのことを知る」ということは、大切な要素の一つであるとお伝えしています。

上述の通り、「クセ」はその人が発している本能的な表現と仮定してみます。
そうすると、それはきっと「相手のことを知る」ための「きっかけ」となりえるでしょう。

また「クセ」は自分ではなかなか気づかないものです。

もし自分の「クセ」をフィードバックしてもらう機会があれば、
それは「より自分のことを知る(自己理解)」ことにも繋がるでしょう。

「クセ」。

なかなか探究しがいのあるテーマです。

 

~最後までお読みいただき、ありがとうございました。~

 

【2月】『ファシリテーターの”在り方”とその先』(豊田)

皆様は、「ファシリテーター」と聞いて何を連想しますか?

私は『ファシリテーターは操作・介入せず、一人ひとりと向き合い寄り添える人』と答えます。
何故なら、一人ひとりの「今」と向き合い、その時間「共に在り」その場を瞬間瞬間創り続ける人だからです。

もちろんプレスタイムのホームページに書かれていることも、ネットなどで検索すれば出てくる「ファシリテーター(Facilitator)」という言葉も、
「会議やワークショップなどの場で議論を円滑に進め、参加者の意見を引き出しながら合意形成をサポートする役割を持つ人」のことを指します。

それは、単なる進行役ではなく、場の雰囲気づくりや対話の促進、
時には意見の整理や対立の調整なども行う役割でもありますが、
私はやはりそこに「操作・介入せず」という言葉を加えたいのです。

と言うのも、今から25年前になりますが、私がプレスタイムと出逢いファシリテーターを学んだ時の
師の言われた言葉が私の心を動かしたからです。

その師は体験学習のワークの開発者である星野欣生さんという方で、
「ファシリテーターは操作せず、極力介入しないことが大切だ」という言葉でありました。

当時の私はライフセービングのインストラクターとして活動していたので、
当然受講生にその知識や技術を全て教えていました。

しかし、「確かに知識・技術は伝えられるけど…“心”までは伝えられない・・」
ある時、一人のインストラクターが子どものプログラム中に投げかけた以下の言葉に、そんなジレンマを覚えたのです。

『○○ちゃんは、泳いでは行かれないけど、ボードに乗ってなら行かれるよね』

何気ない一言であり、そのインストラクターとしては子どもを勇気付ける一言だったと思います。
ただ、「泳いでは行かれない」・・その一言に、私は違和感を感じたのです。
その一言は勇気付ける一言ではなく、その子供の将来を否定する言葉に感じました。

そこに悩み、答えが何かを探している時に出逢ったのが「ファシリテーター」であり、「操作・介入しない」と言う言葉だったのです。

多くのインストラクターや指導者や司会進行は、どうしても自分なりの解釈で相手を評価的に見てしまい、
言葉を投げかけることが多い様に思います。
もちろん悪気もなく、当たり前に口にしてしまうのだと思いますが、
ただ、その時に発する言葉には「責任」が伴うことを忘れてはいけないのです。
何故なら、その一言が、そこから先の未来に大きく影響していくこともあるからです。

本来ファシリテーターは、そのインストラクターのように、「評価」し「操作・介入」するのではなく、
その場を心理的安全性の高い場として創り続けることです。
そこで起こる全てのことを「受容」し、一人ひとりが「自由」に発言出来る環境を整える役割を担っているのです。

そして、これは全ての「ファシリテーター」に言えることであり、
ファシリテーターの一言一言には、重みがあり責任を伴うことを忘れてはなりません。

なぜか?

それは前段で話したインストラクターの例の様に、良かれと思い発した言葉(=「泳げない」と断言してしまう)であっても、
その先にある未来を否定してしまう可能性があるということは、とても怖いことだからです。

大切なことは、その時、その場の一人一人が「前を向いて今を生きている瞬間瞬間を創り続けること」を演出することです。

時に黒子の様に場を支え、
時に灯台の様な道標として前に立ち、
時に一人の人に寄り添い背中を押してあげるサポートをする…

そのように、常に周りを見て、その場に在り続ける存在なのです。

私は思います。

「ファシリテーター」への道(学び)は、一人の人間として飛躍するきっかけになると。
人間は、成長し進化し続ける生き物であり、「ファシリテーター」を学ぶことで、その軸(根幹)が創られるのだと私は、勝手に思っているのです。

これからも、学ぶ心を忘れず、前を向いて一歩一歩、共に歩み続けていきましょう。

~最後までお読みいただき、ありがとうございました。~

 

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【ファシリテーターの主な役割】

  1. 目的の明確化:会議やワークショップのゴールを明確にし、参加者に共有する。
  2. 場のデザイン:適切な進行方法や議論のフレームワークを設計する。
  3. 対話の促進:発言しやすい雰囲気を作り、意見を引き出す。
  4. 議論の整理:出てきた意見を整理し、論点を明確にする。
  5. 合意形成の支援:対立がある場合は調整し、合意に向けたサポートをする。

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【2025年1月】『どの『枠組み』から観ていますか? ~ファシリテーターの姿勢~』(代表:藤田)

私が本格的に研修ファシリテーターの活動を始めたころ、
師が私やファシリテーター仲間に「ねぇ○○さん、それは誰のため?」と尋ねる場面に度々出会いました。
ファシリテーターのトレーニングや研修終了後のファシリテーター間の振り返りの機会でのことが多かったと記憶しています。

尋ねられた者は(どうしてそんなことを聞くの?参加者のためなのに)などと戸惑いながら
「参加者(受講者)のためです」と答えていました。
師は困ったような、悲しいような、何とも言えない顔をされていました。
師にそういった顔をされると、私たちは自分自身と向き合わざるを得ませんでした。

師は「ファシリテーターは自分の枠組みにとらわれないで、
参加者の枠組みで『聴こう』『観よう』、そして『理解しよう』とする姿勢が求められている」と考えられていました。
また、そのためには「自分の枠組み(価値観、思い込みや固定観念、欲求、動機などで構成されている)を
よく理解しておくことが必要である」とも考えられていました。

研修での学習の主役は参加者であるという原則において、
ファシリテーターは参加者が学ぶことを支援、促進、援助する人であり、だからこそ介入をします。
その介入に影響が及ぼすものの一つが「枠組み」でしょうか。
どの「枠組み」で聴いているか、観ているか、それによって介入は変わることがあります。

 

 

どの『枠組み』から観ているかで、

「観える景色」は変わります。

 

 

先の師の投げかけは、こういったことを直接的に教え、言い聞かせるのではなく、
私自身が探求し、学ぶ機会となっていたと感じています。
実際には容易いことではないですが、私はファシリテーターとして自分の枠組みにとらわれないで、
参加者の枠組みで『聴こう』『観よう』、そして『理解しよう』とする姿勢をいつも持っている者で在りたいし、
これからも精進してまいりたいと思います。

 

~最後までお読みいただき、ありがとうございました~

★今月のコラム担当・の代表 藤田の<代表メッセージ>こちらから!