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【5月】 人の育成に必要な「三間」のおはなし(講師:豊田)

「コロナ」も「5類」へと移行し、通勤の込み具合は、元に戻りつつあるように感じている
今日この頃、皆様はいかがお過ごしでしょうか。
その様な中、プレスタイムにご依頼いただく社員研修において、
「新人研修」はじめ「メンタリング研修」等々、対面集合研修に戻って来ているように感じています。

やはり、人の育成は「対面」の中で、一人ひとりが向き合い、同じ「空間」の中で、
同じ「時間」を「仲間」と共有することで「気づく」ことは、多いのだと思います。

そこで今回は「時間」「空間」「仲間」の「三間(さんま)」についてお話しさせていただきます。

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「三間」とは文字通り『人間』は、「時間」「空間」「仲間」の中で生きているという事です。
そして、これは人が生きていく上での「原理原則」とも言えるのでしょう。

「時間」は、世界中の全ての人々に平等に与えられている一つです
どんなに忙しい人も、「暇だ、暇だ」が口癖の人も、私たち人間に与えられている時間は「一日24時間」です。
そして、生きている時間は「今(瞬間)」であり、人生はその連続といってもよいでしょう。

次に「空間」は、場所のことを表します。お互いに「今」を共有している場所です。
一昔前までは、人は人に逢うことで、見聞を広げ、人間として成長して生きて来ています。
最近では、オンラインの中で、それを実践する人も増えてきていますが、それでも人が成長する上で欠かせないのは、人に逢う事ではないでしょうか。
「逢う」ことで、人の「感情」は、色々と揺り動かされているのです。
そして、その場で「行動」するのが「人間」です。

私事ではありますが、「3・11」の直後、テレビやネットで映し出された映像を見て、
「私に出来ることが何かあるのではないか」そう感じた数日後、福島県相馬市に来ていました。
その時、もし大切な人がいる場所で、同じ様な地震や津波があったならば、相馬に居る私にはどうすることも出来ません。
しかし、きっと(必ず)その場に居る誰かが、何かをしてくれる(助けてくれる)、と思います。
何故なら、それが「人間」なのです

最後に「仲間」ですが、これこそが人が人から人間に成長する、大きな原動力であり、
「生きる意味」を実感し共有出来る、かけがえのない人(人間)なのではないでしょうか。
「仲間」がいるから頑張れる、話しを親身になって聴いてくれる、応援してくれる、そして応援出来る・・
「仲間」がいるということで、前向きになり「希望」を持って、強く清く逞しく「成長」し合えるのではないかと思います。

その時、その場で、人は「美しく耀き」、人間として成長し続けると、私は信じています。
そして、その様な「仲間」がいることは、とても嬉しいことで、有り難いことであり、尊いことなのです。

これからも、「人間」として、一人ひとりと向き合い、「時間」の中で、「空間」にいることを受け容れ、
「仲間」と共に「成長」し続けたいと思います。

いつか、研修やセミナー(講座)などで、お逢いできることを楽しみにしております。

長文を、最後までお読みいただき、ありがとうございます。

 

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