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【10月】『価値観の違い』と「向き合い方」について(講師:豊田)

11月になると言う「今」、まだまだ暑さが続く中、皆様いかがお過ごしでしょうか。
個人的ではありますが、私は「暑さ」が大好物なので、このまま寒くない天候が続けばと思っています。
とは言え、日本の四季は、世界に類を見ない環境であり「美しさ」があるように感じます。
ですから、日本人の心の奥底には「真善美」と言う『価値観』が存在しているように思います。
特に「秋」には、特別な「美しさ」を感じるのではないでしょうか。
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そこで今回は、「美」と言う『価値観』を感じる前に、『価値観』そのもののお話しをさせていただきます。

『価値観』とは、一人ひとりが正しいと考える、信念や原則であり、それは、それぞれの生きてきた経験や教育などによって
形成されています。ですから、経験が広く深まることで「変化」してきますし、誰かや何かとの出逢いによっても変わっていくことです。
そして、私たちが生きている世界は「今」現在です。それぞれが「今」持っている『価値観』の中で生きているのです。
その『価値観』は、時に言葉を変えて現れます。
「先入観」や「固定観念」場合によっては「常識」と言った言葉に置き換えられて、私たちの前に現れます。

厄介なことです。

例えば、上司の『価値観』と自分の『価値観』が違っていると、こんなことが起こります。
上司は「最近の若い者は…常識がない」、部下は「また始まったよ過去の自慢話」というように、
それぞれの『価値観』を盾にしてコミュニケーションをとっている(コミュニケーションが取れていない)。
これは、お互いの『価値観』をわかちあうことも無く、
それぞれの「先入観」による解釈で、「常識」と言う言葉に置き換えたり、勝手な「先入観」で解釈してしまうことなのです。
無論多くの場合、この二人には、そもそも「信頼関係」がないことから始まっています。
もし、二人の関係性に「信頼」があれば、お互いに相手を尊重し向き合うことで、

それぞれの話しの意図が見えてくるはずなのに…。

では、どうしたら「信頼関係」が育まれるのか?
それこそが『価値観』の共有であり、それぞれが「お互い様(フラット)」の気持ちで向き合うことが大切なのです。

そのためには、自分自身の考えや思い(『価値観』)を「自己開示」して、お互いにその『価値観』を「受容」することが必要です。

そして、仕事もそうですが、何か事を進める上で、お互いの『価値観』を共有しすり合わせ、
事の一つひとつに「基準」や「規範」を創り上げることで、「関係性」は「信頼関係」へと進化し、

「自己肯定感」も高まり、気けば職場は「心理的安全性」の場が出来上がってきたと感じることになるのです。

先ずは、その第一歩として、11月になる「今」、遅れてはいるものの、紅葉が見頃を迎えます。

 ※戸外でリラックス中の豊田です。

「真善美」と言う『価値観』の一つ「美」を、ご家族、ご友人あるいは会社やサークル活動の仲間と共に、
近くの公園に散歩に出かけ、色とりどりの紅葉を堪能し、「共有」してみてはいかがでしょう。
その時、改めて自分自身の『価値観』に向き合うことで、きっと何かを感じることでしょう。
そこに、一人ひとりの一生や「多様性」があることを改めて実感出来ることを楽しんでみませんか。

それがまた、貴方の経験となり『価値観』に変化を与え、一人ひとりの成長を実感することでしょう。

~最後までお読みいただき、ありがとうございました!~

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