人に何かを話して伝えるときに、イマイチ相手に伝わっていないなあ・・とか、
思った通りに動いてくれない、などということは皆さんもご経験があると思います。
特に、相手が年端もいかない子供である場合などは、なかなかこちらの言ったことが伝わらなかったり、
理解できなかったりする場面を目にする方も多いのではないでしょうか。
以前とある道場で少年剣道の稽古を見ていた際に、こんなことがありました。
その道場では、県警を退官されて10年ほどの比較的ご高齢の先生が15名ほどの小学生を指導していました。
先生は現役時代には県警の特別練成員であったいわば剣道の専門家の方で、
私が言うのも大変僭越な話ですがのその実力は折り紙付きです。
熱心に指導をされているのですが、時折小学生たちが先生の言うことが伝わっていないのか、
フリーズしてしまうことがしばしばありました。