概要
プログラム内容
チームは与えられたブロックを用いて、制限時間内にモデルルームにあるモデルと、まったく同じもの作ります。モデルルームを行き来しながら、模造紙や色ペンを使って課題に取り組みます。
「モデルルームには何も持ち込めない」「モデルルームに同時に入れるのは各チーム一人まで」、「組み立て作業に入ると宣告したら、以降モデルルームには入れない」などのルールがある中、正確さと速さを競います。
役割はあらかじめ決められたものではないため、状況に応じてメンバーがリーダーシップやコミュニケーションをとる必要があります。モデルを見に行ったり図を描いたりしながら、コミュニケーションやリーダーシップが起こるダイナミックで楽しい実習です。
学習項目
リーダーシップ
チーム活動を通して、リーダーシップを体験的に学びます。進め方について提案すること、話合いの進行役、他のメンバーを励ましたり、雰囲気を和らげたりすること…など、状況に応じてリーダーシップを発揮することの大切さや、組織内で有効な様々なリーダーシップの種類を学びます。
コミュニケーション
決められた時間とルールの中で実施するため、自分のコミュニケーションの特徴やクセが出ます。チームで課題に取り組むときの効果的な情報の伝え方や、情報共有の仕方について学びます。
仕事の進め方
計画・準備の大切さ、より正確かつ迅速に課題を解決するための判断や意思決定、チームワークなどについて体験的に学びます。
研修後の姿
・自分とメンバーのリーダーシップ行動の特徴に気づき、職場で活かす。
・決断力、リーダーシップなどが備わったマネージャーになる。
・「役割分担」「作業の進め方」といったスキルを醸成する。
受講対象
マネージャー、リーダー層。
判断力、リーダーシップを求められる社員。
チームワークが要求される仕事に従事している社員。
1グループにつき、5~8人が適切です。
複数チームで実施すると盛り上がりますが、1チームでも実施は可能です。
上限は特にありません。
所要時間
2時間
※導入や学習のための話し合いの時間などを含めた所要時間です。
こんな方におすすめ
・座学ではなく、体験型・参加型の研修プログラムを探している方
・研修、教育の内製化を検討されている方
・リーダーシップなどのヒューマンスキル研修の導入を見直し、検討されている方
学習効果の高い「ラボラトリー体験学習」に基づき制作されています
- 当教材は、1950年代に米国で生まれた「ラボラトリー体験学習」に則りつくられました。
- 当学習法は、“気づき”の学習と言われ、多く実施されている受講生参加型研修の源です。
- 当学習法のグループワークは、楽しく、誰でもオープンに参加できるものです。
- 当学習法の「ふりかえり」は学びを深めます。当セットにもその教材は付いています。
- 参加者同士の話し合いが必ず行われ、自由に話しあい、学びの幅を広げます。
- ここでの学びを現場活動に置き換え、行動に移していく実践的学習法です。