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【6月】猫からコミュニケーションを学ぶ(講師:梶原)

自宅に2匹の猫を飼っていまして、そのうちの1匹とは、最近よくコミュニケーションが取れるようになりました。
コミュニケーションと言っても、「アズキ(猫の名前)」とか「どうしたの?」とか、声を掛けると、
「ニャー」とか「ミュー」とか鳴いてくれるだけです。
それでも、アズキは、私との“コミュニケーション”を楽しんでいるように見えます。

アズキは人見知りで、お客さんが自宅に来ると、家のどっかに隠れて、しばらく出てこないような臆病な猫です。
それでも、最近は、前ほど隠れなくなりました。
まぁ、簡単に言えば、人に馴れてきたのだと思います。
前は、殆ど鳴かずに、黙っている猫でしたが、馴れてくるにしたがって鳴くようになったのです。
これは、今はやりの「心理的安全性」が高まったのだと思います。

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野生の動物は、威嚇するときとか、群れでコミュニケーションを取るとき以外は、あまり鳴かないようです。
確かに、鳴くというのは、自分の居場所が分かってしまうわけで、
狩りをするにも、狩られてしまう場合でも、あまり都合はよくないでしょう。
鳴かないというのは、自分を守るためなのだと思います。

人間も同様に、あまりしゃべらなかったり、本心を出さなかったりという態度は、自分を守るためなんだろうと思います。
誰でも、安心できない環境では、べらべらしゃべらないですよね。猫も同じなんだと思います。

しかし、もう一匹の猫(ダイズ)は、一人でいるときでも、何を言いたのかわかりませんが、始終鳴いています。
家だと安心なのか、元々性格がおおらかなのかはわかりません。
ただ、今の感じだと、野生では、すぐに襲われると思うし、狩りもあまりできそうにないと思います。
ただ、鳴かなくても、元々動きがとろいので、狩りはあまりできそうにありませんが。
猫も鳴く鳴かないのキャラクターがあり、どっちがいいとも言えないかもしれません。
確かに、ダイズは野生での生活力はなさそうですが、愛されキャラで他の猫から、いろいろと助けてもらえるかも知れません。

 

私は、どちらかというと、ダイズ型でよくしゃべる方です。
寡黙なタイプの人に比べれば、人とはすぐに知り合える利点はあるかも知れません。
逆に、誤解されたり、敵をつくったりすることは、多いのではないかと思います。

どちらが得なのかはわかりませんが、どちらのタイプでも、安心できる環境の方が、
自分を出せて、コミュニケーションを楽しめることは間違いなさそうです。

2匹の猫からコミュニケーションの本質を学んだ気がします。

 

~最後までお読みいただき、ありがとうございました!~

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