Case7
組織シミュレーション研修で
自分の強みと弱みを考える

2年目フォロー研修プログラム「ニューモデル航空機」導入事例

組織シミュレーション研修で自分の強みと弱みを考える 2年目フォロー研修「ニューモデル航空機」導入事例
ニューモデル航空機イメージ図
■実施企業
:エネルギー関連企業
■実施時期
:11月
■実施時間
:2日間
■受講対象
:新入社員約30名
■形式
:オンライン型
■実施目的
:①同期と楽しく成果物つくる機会をつくり一体感を醸成する。
②入社以来の自分の仕事をふりかえり、自分らしさ、自分の強み、弱みを考える。
③以上を踏まえ、自分が取るべき具体的なアクションを定める。

1日目 実習 内容 ねらい

9:00~
「アイスブレイク」

コミュニケーションとは

「楽しく話そう」
「弊社のいいところ」
「他己紹介」

コミュニケーションの基本的態度ととらえ方を学ぶ

3種類のアイスブレイクを短時間で行うことにより、お互いの距離感を縮め、研修に臨む雰囲気が醸成されます。

10:15~
「今までの仕事をふりかえり共有する」

「ビジネスライン」

お互いの状況や気持ちを共有する

入社以来の自分を線で表し、細かなエピソードを披露することで、自分を客観的に見ることができ、他者からも刺激を受けます。

12:00~休憩

13:15~
「多様性とコミュニケーション」

「青い瞳」

お互いを受け容れあるポイントを学ぶ

ショートストーリーを読み、受ける印象で各自の価値観の違いを理解し、受け容れ合うことの良さを学びます。

15:00~
「チームワークとコミュニケーション」

「法子さんのケース」
「すみれ荘の住人」

課題解決のコミュニケーションを学ぶ

2つのワーク通して、課題解決に必要なロジカルなコミュニケーションとは?を実践的に学びます。

17:00~一日目終了

2日目 実習 内容 ねらい

9:00~
「組織シミュレーション」

「緊急!設計図作成」

・導入、課題提示
・準備

グループで社名や方針・役割を決定し、課題達成に向けて計画を立てる。

企業シミュレーションを通して、組織(チーム)で働くための諸要素を学ぶ。

12:00~休憩

13:15~
「組織シミュレーション」

「緊急!設計図作成」

・実行
・検証
・納品、採点

各々所持しているパーツ図を確認し合い、課題を進める。
途中、検証の時間を設け、チームの状況やメンバーの心境もふりかえる。

企業シミュレーションを通して、組織(チーム)で働くための諸要素を学ぶ

15:00~
「まとめ」

グループセッション
発表

二日間を振り返り、全体発表後、個人として今後の目標を定める。

企業シミュレーションを通して、組織(チーム)で働くための諸要素を学ぶ

17:00~二日目終了

講師から

2年目フォロー研修用にカスタマイズ

研修プログラム「ニューモデル航空機」を2年目のフォロー研修として、アレンジして実施しました。
「ニューモデル航空機」は企業人として「コミュニケーション・仕事の進め方・プロ意識」を学ぶプログラムですが、フォロー研修の目的に沿うように一部内容を変更し、「これまでの仕事をふりかえる」と「フィードバック」のセッションを加えました。

同期から刺激を受ける!

メインである「企業シミュレーション実習」の前に、「ビジネスライン」という実習を加えました。
これまでの仕事を個人でふりかえり、気分の浮き沈みや具体的エピソードをグループ内で発表しあったことで、自分を改めて客観的に見ることができ、同期同士でも刺激を受けて非常に有意義な場になったようでした。
その後のワークの取り組む姿勢も、より積極的に変わったようでした。

組織シミュレーションを通じて自分の強み、弱みを知る

「自分から発言する」「チームの雰囲気を和ませる行動ができた」「自分がルールを理解しないまま課題を進めてしまった」など、組織シミュレーション研修を通じて、自分の発言や行動の傾向について理解を深めていました。

講師からの小講義では「コミュニケーションの2つの側面」「チームワークとは」を、具体例を挙げて解説し、個々人のアクションを考えてもらいました。
自分の強みや弱み、明日からの職場で意識するべきことをイメージできていたようです。
また、最後はグループで「同期として10年後も大切にしたいこと、10年後に会った時の合言葉」など、を考えてもらい全体発表をしました。
全体発表することで自分のグループ以外の様子もうかがい知ることができ、さらに同期としての一体感も高まったのではないでしょうか。

研修ご担当者様から

「自分」について理解を深められたと思います。

例年チームビルディングをテーマに、2年目の研修を実施しております。今回は、より自分の個性を掘り下げて、お互いに知り合ってほしいという思いがありました。また現場からは「コミュニケーションスキル」を上げてほしいという要望があり、プレスタイム様のプログラムを弊社に合わせてカスタマイズした形で実施頂きました。

研修実施後は、自分の特徴・強みや弱み、今後自分が職場ですべきことについて、多くの気づきを得ているようでした。また同期と一緒にワークに取り組み、活力が湧いたのではないでしょうか。印象的だったのは「自分の認識と周りからの見え方にズレがあった」という声です。とても貴重な学びの機会になったと思っています。

受講生から

私は口火を切る「スターター」になるコミュニケーションが苦手なことがわかりました。講師の方もおっしゃっていたように「勇気」を持って「チャレンジする」ことをやって行きたいです。

同期のいまの仕事の状況も聞けて良かったです。自分のモチベーションになりました。

ワークが多く2日間しっかり参加できました。同期と自分たちで何かを考え出すことがとても楽しく面白かったです。

2日目のワーク(組織シミュレーション)は難しかったですが、終えたときはとても達成感がありました。相手の立場でコミュニケーションをとることは大事だと改めて思いました。

コミュニケーションの取り方を学べました。話す時だけでなく聞く時の姿勢やスタンス、動きも大事なことがわかりました。

他のメンバーの話し方や聞き方を真似していきたいと思いました。自分の視野が広がって良かったです。

実施プログラム

「ニューモデル航空機」(4時間)

ニューモデル航空機

PDCA ・目的意識・信頼関係など組織活動のポイントを学ぶ

個別参加型で実施可能なオンライン研修です。チームでコミュニケーションを取りながら、パーツを組み立てて航空機の設計図を作成します。ミッションをクリアする過程で、仲間との「コミュニケーション」や「目的を常に意識する」「信頼を勝ち取る」ことの大切さなどを学ぶ企業シミュレーション研修です。

プログラム詳細  セミナー日程