アイスブレイクとは
『アイスブレイク』とは、研修や会議の冒頭などで、
メンバーがその会に、円滑に参加できるように、
緊張を緩和するために行うミニワークなどのことです。
緊張(アイスのように冷たい雰囲気)をブレイク(壊す)という
意味合いで、『アイスブレイク』と呼んでいます。
緊張の緩和(リラックス)以外にも、以下の目的があります。
Point 1
メンバー同士が知り合う
知らない人同士だと、どうしても「どのような人だろう?」とお互い警戒してしまいます。
ですから、集会の前に自己紹介することがよくありますが、これをアイスブレイクと呼ぶこともできます。しかし、自己紹介自体が緊張を伴うことも多く、さらに緊張を生んでしまうことも多いので注意が必要です。
Point 2
ルールや進め方を理解する
ルールや進め方が、ある程度理解できれば、その集まりに参加しやすくなるものです。例えば、「自由に発言してもよい」「グループに分けて行う」など、そのときのルールや進め方を、事前に体験できるようなワークが挙げられます。
Point 3
目的やテーマを理解する
目的やテーマを、参加者がどのように捉えているか」をファシリテーターが理解しておくと、その後の進行に大変効果的です。研修の冒頭に「テーマについて一言ずつ述べる」というのが、一番シンプルな例です。また、テーマに沿ったワークを体験して理解を深める、という方法もあります。
アイスブレイクの形式
自己紹介
自己紹介が、一番よく行われるアイスブレイクといってよいでしょう。しかし、自己紹介自体が緊張してしまうことも多いので、ゲーム形式の自己紹介ワークがお勧めです。
>>『アイスブレーキング2』に掲載
身体を動かすもの
身体を動かすことでリラックスさせます。緊張緩和という意味では、一番効果があります。しかし、場所の問題や、運動することに問題がある参加者もいる場合もあるので配慮が必要です。
>>『アイスブレーキング1』に掲載
参加者に発言してもらう
「集会の目的やテーマについて一言ずつ発言する」といったものが代表的ですが、テーマに関係のない雑談でも緊張緩和という意味では悪くはありません。
>>『アイスブレーキング2』に掲載
ゲームやクイズ
クイズなどで緊張を緩和する方法です。集会の目的やテーマに沿ったワークが用意できれば一番よいのですが、全く関係ないものでもリラックスしてもらう意味では問題ありません。
>>『アイスブレーキング1』に掲載
司会・講師の小話
司会や講師が冒頭に話すものです。落語ではマクラと言われるものです。以前は、ワークを用意せず、ちょっとした小話だけでリラックスさせる講師も多かったです。