概要
プログラム内容
4~6名が1チームとなり、全員で南海のある島にキャンプに来ている状況です。「一人で沖に流されたら?」「海でサメに遭遇したら?」など、海で想定される危機に対してとるべき行動を決めます。設問は全部で8つあり、各設問には、3つの選択肢が用意されています。まずは個人で考えを選択し、その後チームで話し合い、全員の合意で設問ごとにチーム決定をしていきます。 「安易な妥協はしない」など、ルールを守りながら、合意形成をしていくプログラムです。
学習項目
コミュニケーション
自分の意見を話し、他人の意見や考え方を聴いたりしながら、チームとして合意を目指していくため、話の伝え方、きき方、話合いに臨む姿勢が求められます。「多数決や安易な妥協は禁止」「少数意見は無視しない」などのルールを守りながら実施することにより、“合意”することの難しさ、大切さなどが体験的に学べます。
チームビルディング
楽しく、かつ思わず議論が白熱し、大変盛り上がる設問、設計になっている実習です。正解には、専門家による妥当解があるため、チームごとの対抗戦にするなど、盛り上がる要素が多々あります。
研修後の姿
・異なる意見・考えでも、前向きに聴けるような態度が身に付いている。
・ミーティングや話し合いにおける基本的な態度が身に付いている。
・ワークでの話し合いやチーム間競争を通じて、楽しい雰囲気のある場になっている。メンバーの意見や情報をよく聞くこと、自分の意見や情報をシッカリと伝えることなど、チームワークの基本を知る。
受講対象
新入社員、内定者など若手社員によく使われていますが、
階層・職種・業種に関係なく実施できます。
1グループにつき、5~6人が適切です。
所要時間
20分~3時間
※導入や学習のための話し合いの時間などを含めた所要時間です。
・実施する設問数により、所要時間が変わります。(全部で8問あります。)
・それぞれ独立した問題のため、自由にカスタマイズできます。
こんな方におすすめ
・座学ではなく、体験型・参加型の研修プログラムを探している方
・研修、教育の内製化を検討されている方
・コミュニケーションなどのヒューマンスキル研修の導入を見直し、検討されている方
・社内のチームビルディングになるプログラムを探している方
学習効果の高い「ラボラトリー体験学習」に基づき制作されています
- 当教材は、1950年代に米国で生まれた「ラボラトリー体験学習」に則りつくられました。
- 当学習法は、“気づき”の学習と言われ、多く実施されている受講生参加型研修の源です。
- 当学習法のグループワークは、楽しく、誰でもオープンに参加できるものです。
- 当学習法の「ふりかえり」は学びを深めます。当セットにもその教材は付いています。
- 参加者同士の話し合いが必ず行われ、自由に話しあい、学びの幅を広げます。
- ここでの学びを現場活動に置き換え、行動に移していく実践的学習法です。