ファシリテーター

06
Facilitator

一人ひとりに温かな目を注ぐファシリテーターを1980年より育成してきました。そのノウハウをお伝えします。

INDEX

ファシリテーターとは

“ファシリテーター”とは
「チームのコミュニケーションを活性化し、チーム活動を通して、
チームの一体感メンバーの成長をもたらす人」

ファシリテーターは、会議やワークショップの単なる司会進行役ではありません。会議での結論や研修での学びを促進することも役割の一つですが、さらに、チームの一体感とメンバーの成長をもたらすことが、ファシリテーターの役割です。

ですから、会議・研修などの特定の場だけではなく、職場やプロジェクトチームなどのリーダーやマネージャーにこそ、“ファシリテーター”であることが求められます。組織やチームは、その課題達成や問題解決が求められていますが、同時に、よいチームをつくり続けることも忘れてはなりません。なぜなら、組織活動は継続して行われるものだからです。

そのために、メンバーの成長やチームの一体感をもたらし、生き生きと働く場をつくるファシリテーターが必要なのです。

以下に、具体的に、“ファシリテーター”の役割をご紹介します。

ファシリテーターの具体的な役割

1コミュニケーションを活性化する

ファシリテーターの一番の役割は、コミュニケーションの取りやすい雰囲気を作り出すことです。自由闊達なコミュニケーションから成果が生まれ、チームやメンバーによい影響をもたらします。まずは、ファシリテーター自ら、メンバー一人ひとりと、コミュニケーションを楽しむことが第一の役割です。

2チームの一体感を促進する

ファシリテーターで大切な役割は、チームの一体感を促進することです。一体感とは、全員がチームの一員として、参加感をもつことです。“チーム活動の成果の喜びを全員が感じる”という体験を通して、メンバー同士が率直に話し合える関係、すなわち“一体感”が生まれるのです。

3メンバーの成長を促進する

チームの一人ひとりが、チーム活動を通して、学びや気づきを得られるよう、、成長を促進することもファシリテーターの役割の一つです。また、メンバーが楽しめ、やりがいを感じてもらうことを促進することも、ファシリテーターの役割です。

4チームの状況を観察し働きかける

ファシリテーターは、チームの様子を観察することも大切です。チームが、話し合いの壁に当たっていたり、険悪な雰囲気になっていたりするなどの状況が観えた際は、場合によっては、課題達成のための示唆だったり、チームの雰囲気を和らげたりするなどの働きかけをします。

“ファシリテーター”の始まりから今日まで

「ファシリテーター」とはグループの自由な話し合いを中心としたトレーニングの場(「エンカウンターグループ」や「Tグループ」と言われています)で、参加者一人ひとりの“人間的成長”を促進することが、もともとの役割でした。米国の心理学者であるカール・ロジャースを中心に、1950年代より行われたエンカウンターグループにおけるリーダー役が、その始まりと言われています。
その後、話し合いやグループワークなどを通して、“学び”や“問題解決”などの場であるワークショップの講師や会議の進行役的な役割も、「ファシリテーター」と呼ぶようになりました。
プレスタイムでは、ファシリテーターを、チームの課題解決やワークショップ、ミーティングなど様々なシーンで、コミュニケーションを活性化し、チームの一体感とメンバーの成長を促進する者として捉えています。

 

このような職場には、“ファシリテーター”が必要です!

  • 情報が共有化されなく、連係ミスが多い。そのため仕事の生産性が低くなっている
  • チーム・職場の一体感がない、お互いにコミュニケーションを取ることに消極的
  • ミーティングが活発ではなく、双方向のコミュニケーションになっていない
  • 自発的な動きが少ない、生き生きと働いている感じがない
  • ストレス孤独感を感じやすい職場で、メンタル不調者離職者がでる
 

ファシリテーターに必要な素養

ファシリテーターに必要な素養(学習項目)

プレスタイムは、創業以来、
「生き生きと働ける職場づくり」をテーマに活動してきました。
「ファシリテーター」こそが、そのような場をつくる人であるとの考えから、
1980年より、様々な形のファシリテーター養成講座を開催して参りました。
以下に掲げる「ファシリテーターに必要な5つの素養」は、
プレスタイムのファシリテーター養成プログラムの根底にあるものです。

Skill 1

コミュニケーションの基本「素直に話し、聴くスタンス」

コミュニケーションを活性化するためには、ファシリテーター自身が、オープンなコミュニケーションができなければなりません。オープンなコミュニケーションとは、お互いに素直に話し合えることです。ポイントは、自己開示や傾聴ですが、一番大切なことは、明るいあいさつと笑顔など基本的なことです。全メンバーがその基本を忘れずに実践することで、自由闊達なコミュニケーションが生まれます。これらの基本は、ファシリテーターだけではなく、どなたにでも必要なものです。

素直に話を聞くイメージ

Skill 2

多様的なスタンス「様々な考え方を受け入れ合うスタンス」

チームのコミュニケーションが活性化されている状態というのは、全員が率直に発言でき、他の人の意見を誠実に聴いている状態です。そのためには、誰もが、自分と異なる考え方にも耳を傾け、受け入れる態度が必要です。ファシリテーターは、全員が納得するような話し合いの場を持てるような、コンセンサス(全員の合意)を尊重する話し合いのやり方を理解する必要があります。
会議ファシリテーターには、是非学んでいただきたい素養です。

様々な考えを受け入れ合うイメージ

Skill 3

ふりかえり・わかちあい「学びにつなげるスタンス」

チーム活動を通しての、各メンバーの学びや気づきは、その活動で「自分はどうであったか?」をふりかえることで生まれます。折に触れ、メンバー同士がその気づきを共有することで、さらに学びが深まります。ファシリテーターとしては、ふりかえりの大切さを実感することが必要です。
さらに、ファシリテーターから、メンバーの行動に対し、素直に伝えるようなフィードバックも、メンバーの成長につながります。
研修ファシリテーターには、必須の素養です。

■対応する講座

「研修ファシリテーター認定講座」
ふりかえり・わかちあいのイメージ

Skill 4

リーダーシップ「チームの状況を観察し、働きかけるスタンス」

リーダーシップには、情報の整理や判断・決断などをチームに働きかけるような“課題達成に向かうもの”と、メンバーの様子を観て声がけしたり、チームの雰囲気を変えたりするなど、“モチベーション維持・向上のためのもの”があります。そのために、ファシリテーターは、様々なタイプのリーダーシップを理解する必要があります。その前提として、チームの様子を観察するスキルも必要です。
マネジメントする立場の人には、必須の素養です。

チームの状況を観察するイメージ

Skill 5

課題をデザインする「チーム活動の目的を定め、プロセスを想定する力」

研修プログラムの作成や、会議デザインの際に、ファシリテーターは、その目的を明確にすることや、そのプロセスにおいて、チームやメンバーの状況を、ある程度想定しておく必要があります。それは、職場の仕事や、プロジェクトにおいても同様です。
ファシリテーター的な見地として、目的・目標、実施計画をつくる際に、「チームの一体感はどうなるか?」や「メンバーの成長につながるか?」など、 1クラス上のリーダーを目指す方、ファシリテーターを極めたい方に、是非学んでいただきたい素養です。

■対応する講座

マスターコース
課題をデザインするイメージ

ファシリテーターの基本スタンス

ファシリテーターは、メンバー1人ひとり対する“温かな眼差し”が基本スタンスです。
メンバーを仕事や課題解決の一員としてだけ関わるのではなく、
その人の個性、キャリア設計や生活環境などの背景を理解し、
一人の人間として見守り、接する態度が必要です。

ファシリテーターの素養を学ぶことは、 “人とのよりよい関わり方を学ぶこと”とも言えます。
そのような“ファシリテーター”のスタンス・スキルは、様々な場面で役に立つものです

リーダー・マネージャー

自由闊達なコミュニケーションのある生き生きとした職場・チームを作りだす立場の人には必要不可欠なスタンスです。

教育・人事担当者

人材育成の面から組織づくりを担当する方には、ファシリテーターのスタンスや考え方の理解は必要です。

営業職・サービス職

人と接する職種の方には、ファシリテーターのコミュニケーションスキルや観察眼は、担当する仕事を助けてくれます。

組織人・チームメンバー

チームで仕事を進めていくうえで、コミュニケーションスキルは必要不可欠ですし、リーダーシップも是非学びたいものです。

イベント・会議・研修のファシリテーター

参加者の一体感、満足感をもたらすファシリテーターのスタンス・スキルを学び、よりよい場を演出してください!

ファシリテーター講座

プレスタイムでは、1980年より、ファシリテーターの養成セミナーを実施し、多くのファシリテーターを養成・認定してきました。ファシリテーターは、コミュニケーションを活性化し、チームの一体感やメンバーの成長を促す役割の人です。
ファシリテーターは、同時に、コミュニケーションやリーダーシップなどのヒューマンスキルの実践者とも言える存在です。その意味では、その考え方とベーシックなヒューマンスキルを習得できる「ベーシックヒューマンスキル講座」は、ファシリテーターを目指す方、人事・教育担当者には、是非、ご受講していただきたい講座です。また、若手社員、リーダー社員、マネジメントをされる方、様々な層の方にも、十分に有意義な学びが得られる講座でもあります。
ファシリテーターを担当される方には、「研修ファシリテーター認定講座」、「会議ファシリテーター講座」をご用意しています。さらに、ファシリテーターを極めたい方には、最終ステップである「マスターコース」のご受講にチャレンジしていただきたいです。

※ヒューマンスキル:“良好な人間関係の構築”および“円滑なチームワーク”に必要なコミュニケーションを中心としたスキル

Curriculum · ファシリテーター養成

受講ステップ

1 STEP 01 · 土台となる対人スキル
2 STEP 02 · 専門スキルを選んで深める
3 STEP 03 · 講座の最終ステップ

受講資格は、上記3講座のうち1つ以上をご受講の方となります(研修ファシリテーター認定講座フライングカー・コーポレーション ライセンス講座)。他に、ダッシュオアダウン ライセンス保持者ニューモデル航空機 ライセンス保持者MOP資格者(日本メンター協会主催)の方も、受講資格がございます。

プレスタイム社の過去のファシリテーター関連講座のご受講や、ファシリテーターとしての活動実績など、受講資格があると認められた方もご受講できます。

研修プログラム実施ライセンス取得講座

プレスタイムでは、多くの企業・団体に実施実績のある研修プログラムを数多く開発・提供しております。その中で、特に定評のある研修プログラムの実施できるライセンスの取得できる講座をご案内します。
研修ファシリテーターを目指す方にとって、研修プログラムが実施できる実践的な講座です。いずれも、丁寧で使いやすいマニュアルがセットされています。どなたでもご受講可能です。

※下記3種のいずれの講座のご受講で、「研修ファシリテーター認定講座」の代替えとして、プレスタイムのファシリテーター講座の最終ステップである「マスターコース」がご受講できます。

フライングカー・コーポレーション
実施ライセンス取得講座

フライングカーコーポレーション実施ライセンス取得講座

実績No1新入社員研修が実施できます! 組織人としての考え方・態度、実践的なマナーが学べる組織シミュレーション研修プログラムが実施できる講師養成講座です。
導入実績3,000社超の新人研修プログラムが、講師未経験者の方でも実施できるよう、丁寧なマニュアルがついています。プロ講師の方もご参加できます。

165,000円(税込)/2日間・1名 ※詳しい研修実施マニュアル付

ニューモデル航空機
実施ライセンス取得講座

ニューモデル航空機実施ライセンス取得講座

オンラインによる本格若手研修プログラム コミュニケーション、チームワーク、PDCA、目的意識、信頼づくりなど、プロ意識を持った企業人を育てる2日間の新入社員・若手社員向けの研修プログラムです。オンライン形式、集合形式、どちらでも実施可能です。
当講座は、当プログラムが実施できるようになるオンライン参加型の講師養成講座です。

165,000円(税込)/2日間・1名 ※詳しい研修実施マニュアル付

新たな研修プログラムの習得を考えている研修コンサルタント、社内講師の方にお勧めです。
※人事コンサルタント団体に所属している方、人事コンサルタント業の方は、事業のための契約が必要になります。

FAQ

Q.ファシリテーター講座は、どのような人が受講していますか?

マネジメントをする立場の方、人事ご担当の方、いわゆるファシリテーターをする方(ワークショップ講師・会議進行役)はもちろん、ご受講いただいていますが、ヒューマンスキルコース「コミュニケーション講座」「ミーティングスキル講座」「リーダーシップ講座」の3講座は、階層、職種に関係なく、どなたでもご受講いただいております。特に、「コミュニケーション講座」は、新入社員の方にもお勧めしています。

Q.ファシリテーターとマネージャーは違う役割なのですか?

マネージャーは、チームの目標を達成することが第一義的な役割ですが、ファシリテーターは、チームのコミュニケーションを活性化することがベースにあります。ですから、ファシリテーターは、メンバーの自発的行動を促進する方向で、チームの課題達成を見据えます。その自発的行動が、チームのモチベーション高揚や部下の成長につながります。その観点では、ファシリテーターのような役割は、マネージャーにも求められています。

Q.ファシリテーターを学ぶことは、マネジメントでも役に立ちますか?

マネジメントとは、「部下に仕事をしてもらうこと」です。そのためには、仕事の割り振りや進捗管理は必要ですが、同時に、チームのモチベーション高揚と協力関係の構築も必要不可欠です。ファシリテーターは、チームのコミュニケーションを活性化し、チームの一体感をつくる役割です。ですから、ファシリテーターとしてのメンバーやチームに対する働きかけは、正にマネジメントの一翼を担っていると言えます。

Q.会議ファシリテーターとしてのスキルを学ぶためには、どの講座の受講が最適ですか?

ヒューマンスキルコース「ミーティングスキル講座」がお勧めです。“会議の進め方”と“納得のいく話し合いの仕方(コンセンサス)”が学べます。 その基本スタンスとして、同コース「コミュニケーション講座」の受講もお勧めします。

Q.研修ファシリテーターを目指しています。どちらの講座を受講するべきですか?

「研修ファシリテーター認定講座」が最適です。12のコミュニケーション実習マニュアルも付いてきますので、大変お得です。
さらに、「マスターコース」にチャレンジしていただくと、研修ファシリテーターとしてレベルアップができます。プロの研修講師を目指している方、研修講師の専門性を高めたい方には、是非、ご参加いただきたい講座です。

Q.マスターコースは、誰でも受講できるのですか?

「ヒューマンスキルコース全3講座」、もしくは、「研修ファシリテーター認定講座」を受講された方が、受講資格の要件になります。他にも、各種「研修プログラム実施ライセンス取得講座」や過去にプレスタイムが実施したファシリテーター講座の受講なども要件として認められますので、お気軽にご相談ください。

創業50周年記念サイト