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ノムさんのコラム_Try!コミュニケーション【第8回 「こたえる」】

今顔のテーマは「こたえる」です。
この「こたえる」には答えると応えるの2つがありますが、

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【答える】

相手からかけられた言葉に対して返事をしたり、質問や問題に対して解答を出す

【応える】

働きかけに対して、それに添うような反応を示す。応じる。報いる。

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おおよそ上記のように大別できるかと思います。

それを踏まえて、なぞなぞです。
この時期、たくさん「こたえて」いる人はだれでしょう

正解は 「受験生」 です

中学、高校入試は概ね2月ごろに本番を迎えますが、大学入試においては年明け1月17日18日の
大学入学共通テスト※(以下 共通テスト)目前の時期ですので、大学入試における「こたえる」について考えてみたいと思います。

私ごとですが、実は前職で私は予備校の職員でありました。
この時期になるとどうしても昔とったら杵柄から少し専門的な話をしがちになりますことをご容赦ください。

共通テストは全てマークシート方式ですが、各教科60分~90分、2日間にわたり膨大な量の問題に「答えて」いきます。
しかも暗記で対応できるような「一問一答」ではなく、複数のグラフや図表、文章などを読み取り限られた時間の中で
情報の処理をして「答える」必要があります。

音声であれ、紙面や画面上であれ、人によってはもしかすると人生の中において最も
「答える」行為を行う時期になるのでは、とも思います。

共通テスト後になると、国公立の二次試験や私立大学の一般方式での試験の時期になります。
共通テストではマークシートの選択方式であることからも問題に「答える」要素が強いですが、
上記のような「個別試験」では、記述や論述、小論文も多く課されます。出題傾向も各大学で異なりますし、
より出題者の意図や考えを汲んで文章を書いて伝える、「応える」要素も強くなります。

また、昨今では個別試験に面接を課す場合も多いですが、面接官とのやり取りはまさに
「働きかけに対して、それに添うような反応を示す」ことがより求められてきます。

紙上や画面上であれ対面であれ、働きかけに対して、相手の意図をシッカリと理解し適切に
「応える」ことは仕事をするうえで大切なことです。

「応える」、という面では、受験生は家族や学校の先生をはじめとしたさまざまな人からの
応援を一身に受けて1月から長い人では3月までの長い期間、本番に臨むわけですが、
受験生の多くは応援してくれる人たちの期待や応援に「応えたい」という気持ちを持っています。

そういえば、「応援」の中にも「応」の字が入っていますよね。
この応援も、受験生が目標に向かって一生懸命努力するという行動や働きかけに周囲が反応して
物心両方におけるサポートを行う、つまりは「応えて」いるのです。

10数年にわたり様々な受験生を見てきましたが、このように、周囲が応援してくれている状態の受験生は、
納得のいく良い結果で春を迎えることが出来る場合が多かったです。

これって、雰囲気が良く、働き甲斐のある職場で働くと成果が出やすくなるのと通じる部分が
あるのではないかとも思いますが、どうでしょうか。

このように、この時期の受験生身の回りには、たくさんの「こたえる」が溢れているとも言えます。

入試という、一見本コラムで取り扱う話題から離れたテーマに見えますが、
コミュニケーション、とりわけ「こたえる」という視点から考えてみると、また違ったものが見えてきて興味深いものだな、
と業界から離れてしばらく経ちますが改めて感じた今日この頃です。

 

~ 最後までお読みいただきありがとうございました  野村 ~

※「大学入学共通テスト(通称 共通テスト)」は各大学が独立行政法人「大学入試センター」と
共同で実施する試験。前身は大学入試センター試験。

 

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