私は毎年4月だけでも約10社の新入社員研修に講師として登壇しています。
今回は「新入社員研修で気を付けていること」のお話です。
どの会場でも、研修会場に入った時の新入社員の方々は緊張している様子が多いです。
研修講師を担当されている方も、この最初の緊張した雰囲気というのはあまり居心地のいいものでは
ないと思いますが、私自身は特にその初めの緊張感を意識はしません。
最初に緊張していても、グループワークの力でおのずと和むことを知っているからです。
だから研修担当のみなさんも、「どん」と構えて明るい挨拶から始めてください。
とはいっても、少しは緊張を解いてあげたいと思うので、私は最初に以下のことをします。
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研修の「ねらい」を先に伝える。「楽しみながら学びにつなげる」ことを説明する
グループワークの教材(ブロックやカードなど)を実際に見せる
「これから何が行われるのか分からない」ということが受講生の不安や緊張の原因だと思うので、
まず「何をするのか」「どんなことをするのか」を教えてあげると、少し安心したような雰囲気になり
「何か楽しそうだぞ」と期待感も出てきます。
次に研修中に気を付けていることですが、一言でいうと「場づくり」「雰囲気づくり」を意識して行っています。
・受講生が明るく楽しく元気に取り組めるように雰囲気づくりをすること
・ふりかえりやわかちあいをしっかりしてもらうこと

※昨年の「マスターコース」での下舞。
受講側でも講師側でも、いつも楽しんで取り組んでいます!
講師が明るく、その研修を自ら楽しんで行う姿勢が見えると、受講生も楽しく積極的に参加できるようになる
と思うので、毎回「自分が楽しむ」ことを意識して登壇しています。
そして、この研修の数時間を有意義なものにできるかできないかは取り組む姿勢次第、ということを、
受講生にもお伝えもします。「積極的に参加して、しっかりふりかえれば、自分の学びになる」ということですね。
後ろ向きな気持ちで参加するより、前向きな気持ちで参加した方が学習効果は高いので、
「どうせなら積極的にいこう!」と伝えることで、「よし、やってみよう!」という雰囲気を作ります。
ただ、振り返りの時に、「積極的に参加できなかった」というふりかえりをもらうこともあります。
それはそれでいいと、思っています。「体験から学びを得る」のが体験学習なので、その時は
「今回の学びはその“積極的に参加できなかったという事実”を学びに変えて、次回チャレンジすればいい」と伝えています。
新入社員研修の担当者のみなさんも、色々な不安や期待をもって研修に取り組むことと思います。
忙しい中でも喜びがあるのが新入社員研修です。
今年も新入社員とともに、私たちも楽しんでこの研修シーズンを乗り越えていきたいですね。
ファシリテーター:下舞
~最後までお読みいただき、ありがとうございました~



